工法案内

JPL工法®

JPL工法®はレーザー加工の一種で、対象物へのパルスレーザー照射によるレーザーアブレーション(急激な蒸発・プラズマ化)の原理を活用したレーザークリーニング工法です。
本工法は、クリーニング対象の構造物の表面に付着した除去対象物(錆・塗膜・油分・樹脂等)を除去する際、パルスレーザー照射システムを使用する事により、除去対象物を高品質に除去することができます。また、レーザー照射により除去対象物は蒸発・粉塵化されますが、発生する粉塵は独自の集塵システムによりレーザ照射と同時に回収されるため、環境汚染の原因となる除去対象物の粉塵の飛散は大幅に抑制され、作業環境が改善できます。

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施工の特徴と事例

非接触型の工法

レーザーを用いた非接触型の工法のためクリーニング機材の物理的な消耗が無く、さらにパルスレーザーによるエネルギー付与の際、「除去対象物に合わせたレンズを使用する」「レーザーの照射強度・波形の制御により熱移動を最適化する」ことで、構造物への影響を極限まで抑えることができます。

粉塵の飛散・騒音・振動が極めて低い

従来のクリーニング工法で用いる研掃材、剥離剤、酸などのメディアを一切使用しないため、これらによる二次廃棄物の発生が全くありません。JPL工法® は構造物の表面に付着した有機・無機の物質からなる除去対象物(汚染層や酸化層)でレーザー光のエネルギーが吸収され、除去対象物の一部が蒸発しプラズマ化します。また、除去対象物を透過したレーザー光は構造物の表面において反射され、この反射したレーザー光のエネルギーによっても除去対象物は蒸発しプラズマ化します。これらの作用により、構造物の表面はクリーニングされた処理層となります。また、プラズマ化した除去対象物は、プラズマの拡散(断熱膨張)に伴う温度低下により時間の経過とともに凝縮し粉塵化されますが、これらの粉塵はJPL集塵システムによってレーザー照射とほぼ同時に吸引されるため、環境汚染の原因となる粉塵の飛散はほとんど発生しません。

国土交通省・経済産業省・内閣府 登録

【鋼構造物表面処理用レーザークリーニング法】【密閉集塵式パルスレーザー表面処理工法】NETISに登録しております。更にパルスレーザーによる塗膜除去の評価方法に関するJIS開発として「新市場創造型標準化制度」活用した標準化案件決定。また、JPL工法® による塗膜除去技術及び錆転換型防食塗装を用いた鋼橋⾧寿命化技術として登録されました。

使用製品

準備中

よくある質問

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